今回は大腸内視鏡の体験記です。
絵以外の記事もこれからアップしていきたいと思い立ったところ直近でなかなか貴重な体験をしたのでその内容です。
大腸内視鏡検査と聞くと大抵の人は抵抗があるのではないでしょうか?
そりゃそうですよね。
なんせなが〜いチューブをお尻の穴にズブズブ入れられるわけですから。
かなり痛いんじゃなかろうか?
とか
まずい下剤をたらふく飲まされるんでしょ?
とか
そもそも受診するという事は何か理由がある訳ですからその不安もあるかと思います
この記事を読んでいただければ少なくとも検診の内容に伴う不安はある程度解消できるのではなでしょうか。
なぜ大腸内視鏡検査を受けることになったか
僕も今年で32歳です。
20代前半までは身体が不調を訴えることなどほとんどありませんでしたが20代後半から
は絶好調という日がほぼ皆無となりました。
肩こり、首こり、腰痛、胸痛、高血圧、、etc
心配症なので何か重い病気なのではと思い始めます。
そこで両親が毎年人間ドックを受けていることもあり自分も受けてみることにしました。
よく「人間ドックに行ったら絶対引っかかるから行かない」とか言う人がいますが、
何をバカなことを言っているんだ!!
何かあるなら見つかるにこしたことはないではないか
今の医学なら早期発見で大抵の病気は治るはずだし自覚症状が現れてからでは遅い場合もあります。
30代前半ではまだ早いと思われますが若年層の方でも癌で亡くなられる方は少なくありません。
受けるのなら早いに越したことはないでしょう。
ということで受けた結果、、、
受けるんじゃあなかっt、ゴホゴホ
いやまさかそこ引っかかるとはな!!
以前友人が受けてめちゃくちゃ痛かったと言っていたので人一倍ビビリな自分はできれば一生受けたくないと思っていました。
大腸内視鏡検査とはなんぞ
要は胃カメラの大腸版。
胃カメラは口か鼻からCCDカメラのついた細い管を入れていきますが大腸内視鏡の場合は肛門から入れていきます。
これにより大腸内のポリープ、癌、炎症なんかを直接観て診断できるわけですね。
特に大腸癌は癌の死亡数の1、2を争うほど怖い病気です。
ただ早期発見ではほとんど治る病気でもあります。
これは自覚症状が出にくいのに加えてやはり検査のハードルが高いことが要因でしょう。
検査の前準備
大腸内視鏡検査を受けるには大腸をキレイにしなくてはいけません。
その為当日は下剤をガバガバ飲まなくてはいけないのですが最近では下剤の量が少なくて済むように前々日から準備していきます。
僕は検査日を予約した際に前準備用の錠剤3種類と朝昼晩の食事キットをもらいました。
前々日
特に食事制限等は言われておりません。
この日から検査前日分まで毎食後に渡された錠剤の一つを飲み始めます。
錠剤の名前は忘れたので効力はわかりませんがとくに腹痛に見舞わるようなことはありませんでした。
前日
この日は渡された食事キット(3食分+間食)しか食べてはいけません。
これは便があまり残らないよう調整された食事で内容は
・鶏と卵の雑炊(朝食)
・ジャガイモのそぼろあんかけ、卵がゆ(昼食)
・おろしりんご(間食)
・ビーフシチュー、クラッカー(夕食)
でした。
味はまぁ美味しくもないけど不味くもないといった感じ。
若干塩っ辛い感じがしましたが食べるのは苦ではありませんでした。
ただし、昼食もこれなので会社で食べるとバレます(笑)
量はいつも食べるよりかは少なめですが空腹で我慢できなくなる事もなかったので間食用のおろしりんごは食べませんでした。
この日は夕食は夜8時までに済まして夜9時頃に渡された錠剤2つ目を飲みます。
錠剤の名前は忘れたので効力はわかりませんがとくに腹痛に見舞われることはありませんでした。
検査当日
この日は検査が終わるまでは何も食べてはいけません。
朝9時までに渡された錠剤の3つ目を飲みます。
錠剤の名前は忘ry
下剤はどのくらい飲みにくいのか
午前11時に受付を済ませてすぐに下剤フロアに移動します。
内装は以外にもカウンター席があったりゆったりしたソファーがあったりとちょっとしたカフェの様な雰囲気でここで飲んでるいるのが下剤とは思えませんでした。
まぁね、、
うまいわけないです。
味は事前に聞いていた通りポカリスエットを塩っ辛くした感じ。
うん、まさにそう。
これを1リットル飲まなくてはいけないのですがその難易度をわかりやすく言葉で伝えるとすると、
そうだな、、、
「飲んだら5000円あげる」って言われたら飲む!
喜んで!!
1000円じゃきついかな(笑)
うん、要は飲めなくはないって感じです。
ここでは味をごまかす為に飴ちゃんを用意してくれます。
これがかなり助かる!なかったら結構きつかったと思います。
全部飲むまでに5つ食べました。
時間は40分かけて飲みます。
40分は長いようで結構あっという間です。
後半はかなりガブガブいきました。
飲みはじめたらすぐにトイレに行きたくなるもんだと思っておりましたが最初にトイレにいったのは30分たった頃。
「出るかなぁ?」って感じで行ったらめっちゃでました。(すみません汚い話で)
といってもほぼ液体です。
トイレに駆け込むって感じにはなりません。
下剤を飲み終えたら今度はお茶を500ミリリットル出してくれます。
これも飲み切らなくてはいけないのですがこの時のお茶はかなりおいしく感じました。
それから計6回ほどトイレに行き、その都度看護婦さんに便を見せほぼ透明になったところでOKをもらいいよいよ検査本番に移ります。
いよいよ大腸内視鏡カメラ本番
便のOKが出たのでさっそく着替えさせられます。
着用するのは後ろに穴の開いた紙パンツとバスローブみたいな形の検査着。
着替え終わったら検査フロアに移動します。
本番が近づくにつれて僕の緊張も徐々にピークに、、、
検査台に横になり指に何かを計る器具を付けられ腕に点滴を刺される。
注射も大の苦手な僕はここで緊張のピークを向かえます。
看護婦さん「部屋寒かったですか?手がすごく冷たいですよ?」
僕「ははっ(苦笑)、いやぁ結構寒かった、、かな」
・・・
ビビってんだよ!!言わせんな恥ずかしい!!
そして。。。
これを読む前に言っておく!
俺は大腸内視鏡検査を体験した
いや、体験したというよりはまったく理解を超えていたのだが
ありのまま起こった事を話すぜ
いよいよ検査が始まる。
これから長い苦痛と闘わなくてはいけないのだと思っていたら・・・
終わっていた。
何を言っているのかわからねーと思うがおれも何をされたかわからねぇ
頭がどうにかなりそうだった。
鎮静剤で眠ってただけだとか医学の進歩バイザイだとかそんなチャチなもんじゃあ断じてねぇ
もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ・・・
実はビビりまくって「行かねえ」と駄々をこねる僕を見かねた嫁が鎮静剤を使って検査してくれるところを探してくれたんですねぇ。
もちろん事前の説明でも鎮静剤使うから寝てる間に終わるよって言われてたんですけどなんせ初めてなので半信半疑でした。
途中で起きちゃうんじゃね?とか鎮静剤効かないタイプだったらどうしよう
とかいろいろ考えてビビりまくってたわけですが、、、
医学の進歩バンザイ\(^o^)/
ほんとに気づいたら終わってたわ(笑)
まとめ
大腸内視鏡検査は痛くない!というか意識がない!
最近では事前の準備や鎮静剤の使用などで受診者の負担はかなり軽減されているようですね。
もちろん受診する場所にもよりますが僕のように痛いのが絶対無理って方は鎮静剤を使用するところを探してみてはいかがでしょうか。
逆に眠っているので検査中に自分もカメラを観るといったことができないのがデメリットでしょう。(別にみたかねーよ)
結果は痔でした
ちゃんちゃん
痔でも便潜血は陽性になるそうですね。
ただ「どうせ痔だろう」と思ってたら癌だった。
なんてことも全然ありうる話です。
便潜血検査で陽性がでたらもちろんですが40過ぎたら数年置きに受けてみるのがいいかと思います。