さて物語はいよいよゲーム本編、"ディアブロ1"に続きます。
これまでの壮大な背景はこちらの記事で↓
※ここから先はゲーム本編のストーリーになります。
未プレイの方にとってはネタバレとなるためご注意ください。
序章
人類に平和が訪れてから数百年。
ディアブロが封印された修道院の近くに「トリストラム」という街が建設されます。
かつてディアブロ3兄弟を討伐した組織、ホラドリムは時とともに衰退していき修道院も廃墟と化しました。
それとともにディアブロを封印する力も徐々に弱まっていったのです。
ディアブロ1
~トリストラムの闇~
当時カンデュラスを統治していた「レオリック王」はトリストラムを訪れます。
そして廃墟と化した修道院を自身が信仰する「ザカラム教」の大聖堂として修繕したのです。
レオリック王の側近、「大司教ラザルス」は修道院の地下でソウルストーンに魅了されます。
ディアブロはソウルストーンより漏れ出すエネルギーによりラザルスの精神を侵食しました。
完全に精神を支配されたラザルスはついにディアブロの魂を開放してしまいます。
魂が解き放たれたディアブロは完全に復活するために器となる肉体を求めます。
最初に目を付けたのはレオリック王でした。
しかしこれは失敗に終わります。
なぜならこのレオリック王は善人で人望もあり、勇敢な王でした。
ディアブロに屈することなく最後まで支配されることはありませんでしたがその狂気に触れたことにより精神を病み、暴君と化してしまいます。
次にディアブロが目を付けたのが王の息子「アレブレヒト」です。
ディアブロは大司教ラザルスを使いアレブレヒトの額にソウルストーンを打ち込ませました。
これによりディアブロは肉体を手に入れたのです。
息子の失踪を知ったレオリック王は疑心暗鬼に囚われ罪なき人々を次々に処刑し愛したはずの「アシラ王妃」までも手にかけてしまいます。
そして最後は王に仕えていた騎士団長「ラックダナン」に殺されます。
悲劇はこれで終わりませんでした。
大司教ラザルスは「王子(アレブレヒト)を助けに行こう」と言いトリストラムの住民達を修道院の地下に誘い込みます。
修道院はすでに魔物で溢れかえっており集まった住民はすべて惨殺されます。
それを捕食することによりディアブロはさらに力を取り戻していったのです。
~英雄の帰還~
そこに登場するのがDiablo1の主人公「エイダン」。
エイダンはレオリック王の息子でアレブレヒトの兄です。
レオリック王の命により「ウェストマーチ」という国に攻め入った帰りでした。
エイダンは事の成り行きをトリストラムにいた賢者「デッカード・ケイン」から聞くと、修道院の地下へと降りていきました。
このデッカード・ケインこそあのホラドリムの英雄ジェレド・ケインの末裔でシリーズを通して道案内役をしてくれるおじいちゃんです。
修道院地下では父でありかつての王、レオリックが「スケルトンキング」と化して立ちはだかります。
スケルトンキングはこちらもシリーズ通しての名物ボスでイモータルでもでてきます。
そして大司教ラザルスを打ち倒し苦難の末ついにはディアブロをも倒すことに成功します。
これでハッピーエンド、、、かと思いきや。
エイダンは倒れたディアブロの額からソウルストーンを抜き取ります。
その直後、エイダンは抜き取ったソウルストーンを自らの額に差し込んだのです。
かつて大魔術師タル・ラシャが自身の胸にソウルストーンを打ち込みバールを封印したようにエイダンもそうしたのでしょうか。
ソウルストーンはそのまま額に吸い込まれていきました。
ディアブロの恐怖からトリストラムを救ったエイダン。
しかしほどなくしてエイダンの様子が変わります。
他人との接触を避け、家に引きこもるようになります。
そしてある日、黒衣のフードを深く被り「東へ行く」と言い残しトリストラムを去ります。
ここでディアブロ1が終わります。
この時点ですでにエイダンはディアブロに精神を支配されつつあったのでしょう。
主人公がまさかの闇落ちバッドエンド。
物語はディアブロ2に続きます。
ディアブロ2
~闇の放浪者~
闇の放浪者となったかつての英雄エイダンは東へ向かいます。
目的は兄弟悪魔、バール、メフィストの復活です。
途中、ローグの軍団に出くわしますが強靭な肉体を手にしたディアブロ(放浪者)の敵ではありませんでした。
さらに地獄より苦悶の女王「アンダリエル」を召喚しローグ軍を支配します。
アンダリエルはかつて3兄弟に反乱を起こした4小悪の一人でリリスの娘、メフィストの孫にあたります。
祖父を裏切っておきながら復活したとみるや手のひら返しとは何とも調子のいいやつです。
エイダンが去ったあとすぐにトリストラムに魔物が押し寄せます。
トリストラムは英雄なき今、抵抗むなしく瞬く間に炎に包まれました。
デッカード・ケインは魔物に捕らえられ牢につるされます。
放浪者は道中、浮浪者の集まる酒場に立ち寄ります。
そこで「マリウス」というさえない男に出会います。
放浪者は男の名を呼びその場を去り、マリウスは何かに引き寄せられるように放浪者についていきました。
このマリウスという人物が何者なのかは今のところ不明でトリストラムの惨劇を目にしたということ以外情報がありません。
ここから放浪者とマリウスは行動を共にします。
このころトリストラムに新たな勇者が現れます。
Diablo2の主人公です。
主人公はデッカード・ケインを助け出し放浪者を追うため東へ向かいます。
途中アンダリエルに出くわしますがこれを打ち倒します。
~破壊の王バール~
放浪者とマリウスは"砂漠の宝石"と呼ばれる港町、「ラット・ゴーレイン」にたどり着きます。
道中で放浪者はマリウスに自分がかつて偉大な戦士だったこと、今は内なる闇に苛まれていることを話します。
このことから放浪者の意識にまだエイダンが残っていることがわかります。
放浪者とマリウスはタル・ラシャの墓所に足を踏み入れます。
そしてバールが封印された広間にたどり着きます。
中央の柱では数百年たった今もタル・ラシャがもがき苦しみながらバールの精神と戦い続けています。
放浪者はタル・ラシャに近づき胸のソウルストーンを引き抜こうとしますがそこに大天使ティラエルが現れそれを阻止します。
しかしティラエルと放浪者がもみ合っている間にマリウスの手によりタル・ラシャのソウルストーンが引き抜かれます。
これにより破壊の王バールが大魔術師タル・ラシャの肉体を得て復活したのです。
~地獄へ~
主人公がタル・ラシャの墓所にたどり着いたときにはすでにディアブロは去ったあとでした。
そこで待っていたのは「苦痛の王ドゥリエル」です。
こちらもかつてディアブロ3兄弟を裏切った悪魔の一人でリリスの息子でありアンダリエルとは双子だそうです。
主人公はこれを打ち倒しティラエルに出会います。
そしてメフィストの復活を阻止すべく今度は「クラスト」に向かいます。
クラストというのは「ザカラム教」発祥の地で緑豊かな街ですがかつてメフィストが封印された地でもあります。
クラストの光の寺院ではすでにメフィストが復活し3兄弟が再開を果たしていました。
マリウスはティラエルにこの門をくぐって地獄の炉でタル・ラシャのソウルストーンを砕けと言われていますが、、、
まぁ無理でしょうw
勇者でも何でもない普通のおっさんがこんな門くぐれるわけありません。
主人公が到着したときすでにクラストは魔物の巣窟と化していました。
光の寺院で待ち受けていたのは「憎悪の王メフィスト」です。
メフィストを倒した主人公はディアブロを追うため地獄の門をくぐります。
途中「イズアル」との闘いになります。
このイズアルというのはもともとは大天使でした。
その昔に「永劫の戦い」にて3兄弟につかまり拷問された挙句、天界の秘密を漏らし最終的に堕天使となったのです。
そして地獄の最深部にてディアブロを打ち倒します。
メフィストとディアブロのソウルストーンは地獄の炉で打ち砕かれました。
~アリート山~
マリウスはティラエルに化けたバールにソウルストーンを渡してしまいます。
変装雑すぎませんか?w
完全復活をとげたバールは悪魔の軍勢を率いてアリート山に現れます。
アリート山の山頂にはワールドストーンが安置されておりバールの目的はそれを汚染することです。
ワールドストーンを汚染することは人類全体の汚染につながります。
主人公はそれを止めるべくアリート山山頂を目指します。
ワールドストーンを守護する古代バーバリアンの亡霊を打ち倒し悪魔の軍勢と戦いながらバールのもとにたどり着きます。
主人公はバールを打ち倒すことに成功しますが時すでに遅し。
ワールドストーンはバールの手によって汚染されてしまいました。
ワールドストーン思ってたよりでかいです。
人類を救うにはほかに手はありませんでした。
ティラエルはワールドストーンを破壊します。
これにより人類全体の汚染は免れましたがワールドストーンは大爆発を引き起こしその不浄の欠片が世界にばらまかれてしまいます。
ここでディアブロ2が終わりです。
ディアブロイモータル
時系列で行くと次はイモータルに続きますがそれについて書くのはリリースされてからにしたいと思います。
2022/06/20更新
ストーリー解説01 ワーザム~アッシュウォルド墓地
2022/07/09更新
ストーリー解説02 ウエストマーチ~常闇の森
2022/7/31更新
ストーリー解説03 ウェストマーチ~シャッサー海
2022/9/11更新
ストーリー解説04 ゾルタン・クーレの書庫
ディアブロ3
ディアブロ3のストーリーについては実は詳しく書いているサイトが見つけられませんでした。
なので断片的に分かったところだけまとめております。
間違っていたらすみません。
ディアブロ3には「リア」という少女がでてきます。
リアは何とあのディアブロ1の主人公であり2でディアブロと化したエイダンの娘だそうです。
母親は当時トリストラムに住んでいた「エイドリア」という魔女で町の離れに住んでおり住民からは不審がられていました。
ワールドストーンが破壊されてから20年後。
物語は天から流星が降ってくるところから始まります。
デッカード・ケインはその衝撃に巻き込まれてしまいます。
この流星の正体はすぐにわかりますがあの大天使ティラエルです。
どうやら天界の禁忌を破りまくった挙句天使をやめたようですね。
主人公は流星に引き寄せられるかのようにトリストラムに向かいます。
リアの頼みを聞きケインの救出に向かう主人公の前にスケルトン・キングが立ちはだかります。
ディアブロシリーズおなじみボスですね。
おなじみというとデッカード・ケインはディアブロ3ではどうなるかというと。。。
何と死んでしまいます。
しかも結構序盤で。
一度は主人公に助けられたようですがその後あっさり魔物にやられてしまいます。
ケインは生前、予言により地獄の脅威が迫ってきているといっておりその危機を何とか阻止しようとしていました。
リアはそのあとを継ぎます。
敵としてはついに「欺瞞の王ベリアル」と「罪悪の王アズモダン」が出てくるようです。
どちらも4小悪の一人で罪悪戦争後に3兄弟に反乱を起こした主犯の悪魔たちですね。
「小悪」というと弱そうに思いますが地獄ではディアブロ3兄弟の次に強い悪魔たちです。
そしてなんとリアの正体が「恐怖の帝王ディアブロ」です。
さらにさらに大天使であるはずの「マルサエル」までも敵として出てきます。
ん~、
どんなストーリーなのかめちゃめちゃ気になる、、、
こちらの動画でディアブロ3のシネマティックトレーラーがまとめられています。
ディアブロがだいぶイメチェンしてますね。
てかインペリウス腹に穴空いてますが大丈夫なのでしょうか。
いつか時間に余裕ができたらやってみたいな。
参考サイト
この記事は下記サイトを参考に作成いたしました。
サイト運営者様にはこの場でお礼申し上げます。
ありがとうございます。
Diablo3のストーリー 第一章 「大いなる闘争」 : アンドロイドはハクスラの夢を見るか?
こんぴゅーたーとかあれこれ - Diablo3までのストーリー DIABLO編
『Diablo』のストーリーをおさらいしてみよう : BuildForce
Diablo2の世界の歴史 - D2XSpoilerJ Wiki*